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プイィ・フュイッセ・クリマ V・V[2019](白) ロベール・ドゥノジャン
「グルメであること、そして誠実であること」…この二つの言葉によって
すべてが語られるという「ロベール・ドゥノジャン家」。 フュイッセの大地とその恵みへの尽きることのない恩恵を胸に、同家は先祖代々にわたってブドウ畑 を守り続けてきました。そして畑が語りかけてくる言葉に耳を傾けながら、飾らず、バランスよく、ひた すら誠実なワインを世に送り出してきたのです。 フュイッセの地に生まれたドゥノジャン家が、ワイン造りに踏み出したのは20世紀初頭のこと。 現当主・ニコラ氏とアントワーヌ氏の祖母にあたるアンドレ・ロベール氏(旧姓ドゥノジャン)は、当時 すでに5haの畑を手にしており、プイィ・フュイッセのアペラシオンがまだ世に認められていなかったその頃 から、この土地のポテンシャルを確信していたのだそうです。 豊かな土壌とシャルドネという品種を大切に育てさえすれば、いつか必ず最上のワインが生まれるだろう… その静かな確信が、一族の歴史の礎となったのです。 1989年、アンドレ氏の息子ジャン・ジャック・ロベール氏がドメーヌを引き継ぎ、先祖への敬意を込め、ドメ ーヌは「ロベール・ドゥノジャン」と改められました。 ジャン・ジャック氏は祖先から受け継いだ精神をそのままに、良いワインを愛し、友人たちとそれを分かち合 うことに無上の喜びを見出しながら着実に畑の面積を広げていきました。 そして2006年、長男のニコラ氏が独自のビジョンを携え故郷へ戻り、父の傍らでワイン造りに加わりました。 さらに2012年には弟のアントワーヌ氏も合流し、2015年にはジャン・ジャック氏から兄弟へと正式に経営の バトンが渡されました。 兄弟二人は父の哲学は受け継ぎましたが、父がワインに求めていた答えをそのまま目指すのではなく、 ボージョレ、ジュラ、サヴォワ、そしてブルゴーニュの優れた造り手たちから刺激を受けながら「新世代・ニコラ& アントワーヌ」らしさを大切にした、自分たちならではの個性をワインに刻み込んでいます。 兄弟がワインに求めるのはただ一つ「誠実であること」。畑でもセラーでも「楽な近道」を探すことはなく、「レ シピ」に頼ること、人工的な手を加えること、ワインをいわば「化粧」でごまかすことも一切しません。 添加物はできる限り避け、それぞれのヴィンテージが持つ固有の個性をそのままワインに 映し出すことだけをひたすら追い求めており、彼らはそれを誇りを込めて「農民のワイン」と呼んでいます。 今回ご紹介する「プイィ・フュイッセ・クリマ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」は、 春先の霜害や雹害で生産量が大幅に減少したヴィンテージで、少なくとも一つのプルミエ・クリュの テロワールを特定できない場合にのみリリースされるという特別なキュヴェ。 その時々によって構成要素として挙げられる区画は「ラ・クロワ」のような村名畑から、2020年にプイィ・ フュイッセ・プルミエ・クリュに昇格した22のクリマに含まれる「レ・レス」や「レ・ヴェール・クラ」などがあるとの こと。 平均樹齢は75年のブドウは自然を尊重した農法で管理されており、収穫は手摘み。醸造用の添加 物は一切使用せず、人的介入を極力控え、亜硫酸塩を使用せずに醸造・熟成されます。 少なくとも24ヶ月間、主に228リットルのブルゴーニュ・ピエスをはじめとする大小さまざまな樽に加え、ステ ンレスタンクやコンクリート製卵形タンク、または石器製アンフォラなどで、澱と共に熟成させ、清澄処理 や濾過は行ず、最後に亜硫酸塩をごく少量のみ添加、もしくは無添加で瓶詰めしてリリースされます。 2019年ヴィンテージのパーカーポイントは94点。
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プイィ・フュイッセ・クリマ V・V[2019](白) ロベール・ドゥノジャン
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