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ピノ・ノワール・オクシデンタル・ステーション・ヴィンヤード[2017](赤)
オクシデンタル KISTLER VINEYARDS
キスラー・ヴィンヤーズは、「カリフォルニア・シャルドネの王」と称されるスティーヴ・キスラー氏を中心とする ファミリーによって、 1978年にカリフォルニアのロシアン・リヴァー・ヴァレーに創設されたワイナリーです。 キスラー設立当時、カリフォルニアでは近代的なステンレスタンクを用いて醸造を行うのが主流でしたが キスラー氏はフレンチオークでアルコール発酵とマロラクティック発酵を実施。その際、野生酵母を使用し 清澄やフィルタリングは行わずそのまま樽の中で熟成させるという、ブルゴーニュ同様のワイン造りをいち 早くカリフォルニアで確立しました。 そして現在、10カ所以上に所有する自社畑から、ブルゴーニュに倣い畑の名を冠してリリースされるそれ らのワインは、ときに「ブルゴーニュのグラン・クリュをも凌駕する」とまで言われる品質を備えるようになった のです。 従来、凝縮感溢れるパワフルなスタイルが特徴と言われてきたキスラーのワインですが、近年はよりテロ ワールを表現すべく、樽の影響を控え、ブドウ本来の味わいにフォーカスを当てた造りにシフト。洗練され たミネラルと酸を基盤に、抜群のバランスで全体をまとめ上げた、ブルゴーニュに通ずるフィネスやエレガン スが際立つ味わいになっています。 また、近年カルトワインとして名高い「コスタ・ブラウン」や「ギャップス・クラウン」を所有するビル・プライス 氏を新しいオーナーに召聘し、新体制でワイナリーを運営。スティーヴ・キスラー氏の指導の下でのワイン 造りはそのままに、より質の高いワインを造るためにさらなる変革を続けています。 --------------------------------- キスラー・ヴィンヤーズを設立したスティーヴ・キスラー氏が1978年当時から 35年の時をかけて取り組むプロジェクトが、こちらの「オクシデンタル」です。 スティーヴ・キスラー氏は、樽の風味を強めに利かせた「カリピノ」スタイルに飽き足らず、 ブルゴーニュのピノ・ノワールのような高貴さや深遠さを追究するべく、カリフォルニアの ヴォーヌ・ロマネと称されるソノマ・コーストにて最先端の設備を備えたワイナリーを2013 年に設立しました。 オクシデンタルのワインは、スティーヴ・キスラー氏と氏の2人の娘であるキャサリン氏と エリザベス氏と共に造られており、最上級キュヴェにはこの娘さんたちの名前が付け られています。 今回ご紹介するのは「ピノ・ノワール・オクシデンタル・ステーション・ヴィンヤード」! オクシデンタル・ステーション・ヴィンヤードは毎年最初に収穫がはじまる畑とのことで、 その果実はいつも真っ先に発酵槽に入れられるので、後から槽に入る他の畑の果実 のように大量の酵母の恩恵を受けることができないそう。 そのため、アルコール発酵の開始が最も遅く、アルコール発酵が完了するまでに3週間 以上かかることもあるとか。そして発酵槽で長い時間を過ごすことで、ワインには鮮やか な紫色、明るい自然な酸味、スミレ、グラファイト、カシスの香りが 籠められるのだそうです! ※2017年ヴィンテージのパーカーポイントは、95+点!! 表現力豊かな個性が存分に発揮されたカリフォルニアの宝珠ともいえるワインです♪
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