|
ブルゴーニュ・ブラン[2021](白) エティエンヌ・ソゼ
名門ルフレーヴと肩を並べ、ピュリニー・モンラッシェで1、2を争う実力派の造り手「エティエンヌ・ソゼ」。
果実味がたっぷりとあり、樽の風味が溶け込んだしっかりとした骨格あるスタイルは、モンラッシェから A.C.ブルゴーニュまで全てのキュヴェで一貫しており、長年ブルゴーニュ愛好家を魅了し続けています。 元詰め」を始めたドメーヌの先駆者。 「ピュリニー・モンラッシェの造り手といえばエティエンヌ・ソゼかルフレーヴ」と言われるように、ソゼはピュリ ニー・モンラッシェで1、2を争う実力派の造り手です。モンラッシェをはじめ、シュヴァリエ・モンラッシェ、 バタール・モンラッシェ、ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェの4つのグラン・クリュ、さらにはピュリニー・モン ラッシェの9つのプルミエ・クリュ、そして村名ワイン、A.C.ブルゴ−ニュを含む全16銘柄を手掛けています。 ソゼ家はヨーロッパのブドウ品種に壊滅的被害を与えたフィロキセラ禍がフランス全土を襲う前、約150 年前からブドウ栽培と菜園業を営んでいた歴史ある旧家。80年ほど前の1935年頃から、当時として は画期的な「ドメーヌ元詰め」を始め、フランス各地の著名レストランを顧客に直売してきたという先駆 者でもあります。 名声とともに、年々畑を拡大してきたエティエンヌ・ソゼですが、1991年には「ドメーヌ」の看板を下ろす こととなります。エティエンヌ・ソゼ氏の娘が嫁いだ、ヴォルネイ・サントノのボワイヨ家(ジャン・マルク・ボ ワイヨ)が財産相続としてソゼ家のブドウ畑を要求してきたのです。その結果、所有する畑は3分の1に 減少。 4つのグラン・クリュは手元に残ったものの、減少した生産量をまかなうためには他の農家からブドウを買 い付け、ネゴシアン方式によりワインを造る必要がありました。そのため「ドメーヌ」としての看板を降ろさ ざるを得なくなってしまったのです。 ブドウを買い付ける契約農家はブード氏の栽培理念に賛同する農家のみを選び、そのほとんどを果実の 状態で購入し、自らのドメーヌ内で醸造から出荷まで全て目の届く範囲で行っています。あくまでも、12 haを所有していた時代からの顧客のためのブドウ購入であり、品質のためにこれ以上ネゴシアン方式に よる生産を増やすつもりはないと断言しています。 本当に満足できる質の高いブドウだけを使うことにこだわるドメーヌ時代と変わらない硬派なワイン造りを 行うことで、そのクオリティは下がるどころかむしろ上昇し、世界中のワインラヴァーが求める非常に入手困 難なワインとなっています。 ------------------------------- 2018年のブルゴーニュは生産者の力量が大きく影響した年です。夏は例年より高温な日が続き、収穫期も 温暖な気候でした。そのため、収穫のタイミングの判断を誤まると、アルコール度数が高くなりすぎたり、醸造 においても例年以上に時間をかけて抽出を行うなど、より労力が必要となります。しかし、確かな醸造家たち の手によって、ふくよかなボディや豊かな果実味を持った、高いクオリティのワインに仕上がりました。 2002年よりエティエンヌ・ソゼでディレクターを務めるブノワ・リフォー氏は、2018年のヴィンテージを「驚くべき年」 と表現しています。味わいはリッチで生き生きとしたスタイル。「買う価値のある上質な仕上がり」と、自信を 覗かせる出来栄えとなりました。 ※キャップシールはロウキャップになります。
![]()
|
カラーミーショップ Copyright (C) 2005-2025 GMOペパボ株式会社 All Rights Reserved.
|