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カイアロッサ[2015](赤)
1998年設立の「カイアロッサ」は、トスカーナ州ピサ県の最南端、
中世から続く小さな村「リバルベッラ」にあるワイナリー。 「カイアロッサ(赤い土地)」という名は、碧玉、岩、そして濃厚な赤色をした砂利を特徴とする 土壌に対して敬意を払うため付けられたということで、オリュンポスのすべての神々の母であり、大 地の象徴でもある多産と自然の女神「ガイア」からインスピレーションを受けた幻想的な名前。 1998年の設立から間もなく、ブドウの栽培にビオディナミ農法を採り入れ、 ワインセラーの建設プロジェクトに際しては地球力学と東洋の風水を取り入れているとのこと。 2004年には、この土地に魅せられたオランダ人実業家、エリック・アルバダ・イエルヘルスマ氏がオー ナーとなりました。イエルヘルスマ氏はマルゴーのシャトー・ジスクール、シャトー・デュ・テルトルのオーナー として両シャトーの品質向上に大いに貢献したことでも知られており、2006年には当時ボルドー大 学卒業直後の26歳のドミニク・ジェノー氏を栽培醸造責任者に抜擢。 ジェノー氏は、12種類の異なる土壌の区画に11種類もの多様な品種を栽培し、ビオディナミに基 づいて除草剤、殺虫剤、化学肥料は一切使用せず、月の満ち欠けに則った形で土壌の管理と 作業を行い、自然との調和・バランスを重視してワイン造りを行いました。 その結果、カイアロッサの品質はぐんぐんと上昇し、 スーパータスカンとして世に知られるようになったのです。 今回は、パーカーポイント94点!獲得の2015年ヴィンテージをご紹介! ラベルに描かれているのは酒神バッカス(ディオニュソス)像で、これはカイアロッサが所有してい る地、ヴォルテッラから出土された紀元前4世紀頃のものとされているそう。
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