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コルトン ペリエール[2016](赤) ドメーヌ ムヌヴォー
Domaine Meuneveaux ドメーヌ ムヌヴォー の歴史は1900年に遡ります。
1900年、かの有名な メゾン ルイ ラトゥールで働いていた Max Quenot がコルトン ペリエールを購入したことに始まります。 その後、フィロキセラに襲われながらもこの小さなドメーヌは徐々に畑を拡大していき、コルトン ペリエールの購入後、すぐに コルトン ショームの区画も購入。 1937年、息子のReneをパリのEXPOへ行かせたことで、モンパルナスの「La Coupol」を始めとした有名なブラッスリーにド メーヌのワインを収めることになります。 1946年、ドメーヌは現在と同じ「Aloxe-Corton アロース・コルトン」に本拠地を置きます。翌年 Rene の長女 Yvonne Quenot と John Meuneveaux が結婚し、Domaine Quenot Meuneveaux が成立。 その後、アロース・コルトンに所有畑を買い増すなど精力的にワイン造りに従事する他、Rene は栽培者組合の組合長を 1955年〜1980年まで務め、 John はワイン販売などに尽力、これらの功績により2人ともブルゴーニュワイン騎士団の一 員となりました。 1990年には John と Yvonne の息子 Didierとその妻 Therese がドメーヌを引き継ぎ、醸造設備の刷新とワインの品質 向上に努め、その取り組みはすぐに実を結び、ギド・アシェット2012年版で Coup de coeur を受賞するなど、高い評価 を得るに至りました。 2009年からは Didier と Therese の、次男フレデリックがドメーヌに参画。現在の当主であるフレデリックは、7年間ボー ヌの栽培醸造学校で学び、エノログの資格を取得した後、ドメーヌ ボノー・デュ・マルトレイで白ワインについて、ドメーヌ ア ンリ・グージュで赤ワインについて、知識、技術を徹底的に学んできました。 その後、ブシャール・ペール・エ・フィスにてワインビジネスについて学んだ後、ブルゴーニュ以外の産地、情報、醸造を知識 として体験する為、オレゴンのドメーヌなどで研修し、ドメーヌ継承前の仕上げとしてドメーヌ トロ・ボーで栽培を中心とし て働いてきました。 これまでの経験をもとに自らのスタイルを追及するため実家に戻り、先代のもと3年間従業員として勤めてきました。 ちなみにフレデリックはCoche Dury コシュ・デュリの現当主とは同級生でもあり、大の仲良し。 そしてライバルとしてお互い切磋琢磨しています。フレデリックが跡を継いでからは、ビオロジックを実践。醸造については 細かく区画ごとに醸造するなど、よりテロワールを表現できるワイン造りを行っています。 ブドウに関しても土壌にあった品種かどうかの見直しや樹齢60年を超えたブドウの植え替えなどにより、以前はピノノワ ールが植樹されていたコルトン ショームにはシャルドネを植樹し、ドメーヌ初となる白のグランクリュ、Corton Blanc “Clo s des Chaumes” コルトン ブラン “クロ デ ショーム”としてリリースすることとなりました。 現在ドメーヌが所有する区画の樹齢は、15%が20年未満、35%が20年〜40年、残り50%が樹齢40年以上とな っています。これは樹齢40年を超えたブドウがより凝縮度が高く、アロマティックで色調の深いワインを生み出すからに 他ならないとの考えによります。 今後の活躍も期待できるドメーヌであることは確かで、Robert Parker.comが定期的に訪問するようになっております。
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