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ヴァン・ド・コンスタンス[2018](白 極甘口) 500ml
クレイン コンスタンシア 「南アフリカ史上で最も著名なワイン」とも言われる「ヴァン・ド・コンスタンス」。
1685年に南アフリカ最古のワインナリー、クレイン・コンスタンシア・エステートが造る 甘口ワイン。ナポレオンがセントヘレナ島に亡命した際に愛飲したことで知られています。 1652年にケープ入植をした、オランダ東インド会社の初代総督ヤン・ファン・リーベック氏 がブドウの苗木を植えたのが1655年。これが南アフリカのワインの始まりでした。 その後1685年、当時の総督シモン・ファン・デル・ステル氏がテーブル・マウンテン山麓の フォールス湾を見下ろす区画を開拓し、ここを「コンスタンシア」と名付けて極甘口のワイ ンを造り始めたのが、ワイナリー「クライン・コンスタンシア」の第一歩となったのです。 1712年にシモン・ファン・デル・ステル氏が亡くなるとコンスタンシアは3つに分割されまし たが、1778年にはステレンボッシュの富裕農家、ヘンドリック・クロート氏がその一部を 買収。 クロ―ト氏はコンスタンシアのワインに磨きをかけ、息子の代がそれを継承すると、コン スタンシアはますます評判を呼ぶようになり、その代表作「ヴァン・ド・コンスタンス」は 18世紀のヨーロッパにおいて、高い賞賛を得ました。 また、コンスタンシアで有名な逸話として、セントヘレナ島へ亡命したナポレオンが「ヴァ ン・ド・コンスタンス」を溺愛していたというもの。ナポレオンは月に30本ものヴァン・ド・コ ンスタンスをセントヘレナに輸入していたのだとか…。 その他にも、19世紀のチャールズ・ディケンズやジェーン・オースティンの文学作品に登場 するなど、ヨーロッパで愛され続けてきたコンスタンシアのワインでしたが、19世紀末に、 かのフィロキセラによってブドウ畑は全滅。ヴァン・ド・コンスタンスの生産も途絶えてしま いました。 しかし1980年にジョースト・ファミリーがワイナリーの所有権を獲得すると、ヴァン・ド・コン スタンスの復活に挑戦。病害に侵されていない畑を選び、18〜19世紀オリジナルのヴ ァン・ド・コンスタンスを再現するために、当時の製法を参考にし、ついに1986年に「新 生 ヴァン・ド・コンスタンス」を生み出したのです。 それ以降、ヴァン・ドゥ・コンスタンスは再び世界のトップワインとして名を馳せており。 2012年にはブルーノ・プラット氏(コス・デストゥルネルの元所有者)とユベール・ド・ブ アール氏(アンジェリュスの共同所有者)がステレンボッシュで設立した「アンウィルカ・ ヴィンヤード」と「クライン・コンスタンシア」は合併するに至ります。 ボルドー陣営の豊富な知識と経験により、クライン・コンスタンシアはさらにパワーアップし 可能な限り有機またはビオディナミ農法を採用し、より環境に配慮した方法でワインを 生産するため、絶えず努力しているということです。 今回は、そのフラッグシップ「ヴァン・ド・コンスタンス」2018年ヴィンテージをご紹介! パーカーポイントは96点!という高得点。 なお、変わったボトルの形は、当時吹きガラス製法によってゆがみが生じ、 ボトルの底が靴先のようになったこともあった過去の形状を再現しているのだとか。 何か可愛らしさを覚えるルックスですが、その実体は、ブドウ品種、ミュスカ・ド・フロンテ ィニャンで造られる王者の風格を備えた極めつきの甘露な味わいのワインです♪ 最近チェックした商品
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