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ジュヴレ・シャンベルタン・キュヴェ V.V.[2015](赤) フィリップ・シャルロパン・パリゾ
神様アンリ・ジャイエも絶賛する若き醸造家、フィリップ・シャルロパン
ジャイエのワイン造りを継承する期待の造り手!! ある若い酒造り屋が、名うての酒造りの名手に自分の造ったワインを見てもらった。 「とてもいい。だが、果梗が多過ぎる」と叱られて、翌年、また新酒を利いてもらった。 「前よりよくなった。だが、まだ果梗が多い。」さらに翌年も批評は辛かった。 ついに、1990年「おぬし、やっと酒造りというものがわかったな」と褒められた。 若い造り手は言うまでもなく56年生まれの フィリップ・シャルロパン・パリゾ導師はアンリ・ジャイエ。 <ワイン王国 NO.20より> ■Philipe Charlopin Parizot■ フィリップの父、アンドレは孤児でアリエール・コートで育てられ、成人してジュヴレ村に移り、 何軒かのドメーヌで働いていた。自分のドメーヌを持ちたくて、稼いだ金を一生懸命ためて、 あちこちの畑を少しずつ買い取った。77年に亡くなり、フィリップに約1.8ヘクタールの畑を 残したが、そのときフィリップはまだ22歳だった。 以前から近所のドメーヌで働いて酒造りの技術を身に付けていた矢先だった。 独り立ちできる力量は備えていたからドメーヌを継いだが、畑が少な過ぎるので、もっと拡張 するのが悲願だった。 ルサネ、フィサン、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボル・ミュジニー、ヴォー ヌ・ロマネに17haの畑を持ち、88年になって、彼の人柄を見込んだラトゥール一族のマダム・ ジョスリーヌ・バロンからル・シャンベルタンの0.21ヘクタールの区画を任されるようになった。 そして、ジュヴレ村の中でも74号線沿いにあるシャルル・キンラードの古いセラーを買い取り、 これを改装して名実ともにジュヴレのドメーヌになった。 実はシャルロパンは若い頃はブルゴーニュのワインはあまり好きではなかったそうです。 薄くて甘くて酸っぱくて、いまいち・・・そう思ってた時、彼は1本のワインと1人の人物に出会い、 ブルゴーニュワインの真実の姿を知り、自分もそんなワイン造りをしようと目覚めるのです。 彼を目覚めさせたワインを造った人物、それがアンリ・ジャイエだったそうです。 そこでアンリ・ジャイエにワイン造りの指導をあおぎ、彼のワイン造りへの挑戦がはじまりました。 初めの頃はワイン造りの途中でアンリ・ジャイエのアドバイスをききながら造り、 それでも出来上がったワインを持っていくとまた意見を言われてより頑張ろう、と思ったそうです。 彼のワイン造りのポリシーは"自然なワイン造り"。 天然酵母で発酵させ、一切の補糖はせず、瓶詰め直前まで澱引きをせずに樽熟成させ ます。そして清澄、濾過もしないでビン詰めされます。 そして、アンリ・ジャイエ使っていた低温浸漬とゆう手法を用いており、 ワインのスタイルも、まさにアンリ・ジャイエのような華やかさを感じてしまうそうです。 生産量が少なく、しかも特定個人顧客に販売されるワインが多いので、 市場で見かけることが少ない超希少ワイン! 割当も少なく、入手困難になってきていますので、お早めにどうぞ!
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