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クロ・ド・ラ・ロシュ[2017](赤) ピエール・アミオ
「ピエール・アミオ」は、現当主の兄弟、ジャン・ルイ氏とディディエ氏の父であるピエール氏
によって1975年に設立されたドメーヌ。1992年に長男&五男となる兄弟がドメーヌを引 き継ぎ、主にジャン・ルイ氏が醸造を、ディディエ氏が栽培を担当し、その都度兄弟で話 し合いながらドメーヌを切り盛りしているとのことです。 所有畑はモレ・サンドニを中心に8haとなっており、年間生産本数はおよそ4万本。 五つの一級畑と、特級畑「クロ・ド・ラ・ロッシュ」を所有しており、 モレ・サンドニを代表する造り手として知られています。 また、ドメーヌのコンサルタントを務めるのは、かのDRCでコンサルタントを担当しているとい うピエール・ミレマン氏。その他にもデュジャックやアミオ・セルヴェルのコンサルタントも務めて いるというミレマン氏は2002年からピエール・アミオに携わるようになり、栽培から醸造まで 全ての工程にわたる氏の指導によって自生の天然酵母のみの使用、ゆっくりと丁寧に行 う抽出など、より自然に寄り添うアプローチが取られるようになったということです。 畑では除草剤は一切使用せず、リュット・レゾネ(減農薬栽培)を実践。 1haあたり42〜48hlと収量を抑えたブドウは手摘みで収穫され、振動式の選果台で厳 しく選別されます。その後、生産年により70〜100%の割合で除梗を行い、5〜7日間の 低温浸漬。醗酵には自生の天然酵母を使用し、およそ31〜33℃に温度管理されたタン クの中で10日ほどアルコール醗酵されるとのことです。 熟成は基本的にオーク樽を用い、アペラシオンによって15〜18ヶ月間熟成されます。 新樽の使用率は一級畑で30%、特級畑で50%に留めているそうで、過度の樽感が出な いように注意しているそうです。 モレ・サンドニ村のグラン・クリュである「クロ・ド・ラ・ロシュ」は、「ボンヌ・マール」と共にブルゴー ニュでもっとも長命なワインのひとつに挙げられています。また、この村で生まれる「もっともしっ かりした構成のワイン」といわれるこの畑は、瓶詰め後、数年経ってから開き始め、さらにこの 作品の持つ本来のポテンシャルを表すには10年以上かかるとも! ピエール・アミオの特上アイテム、手に入れるのは今、この時です!
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