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ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ[2012](白)
ドメーヌ・ジャイエ・ジル オート・コート最高峰の造り手♪!!
オート・コートのマニー・レ・ヴィレール村を本拠地とし、おもにオート・コート・ド・ニュイと オート・コート・ド・ボーヌに畑を所有するドメーヌ・ジャイエ・ジル。ブルゴーニュに数ある ドメーヌの中でも、オート・コートを中心としながらこれほど高い名声を得ている造り手 はほかに見当たらないでしょう♪ ブルゴーニュ、オート・コートの第一人者として知られるドメーヌ・ジャイエ・ジル。オート・ コート・ド・ニュイ、オート・コート・ド・ボーヌのワインを造ると、ブルゴーニュNo.1の実力と 評されています。 ジャイエの名前からわかるとおり、先代ロベール・ジャイエはブルゴーニュの神様、 アンリ・ジャイエと従兄弟同士の間柄。 「ドメーヌ・ジャイエ・ジル」では、ほとんどのワインに新樽を使用するのが特徴で、所有畑の大半を占める ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ、オート・コート・ド・ボーヌ、それにブルゴーニュ・アリゴテにまで全面的 に新樽を使用します。反対に新樽を使用しないのは、わずか0.5haで造っているブルゴーニュ・パストゥグ ランのみというこだわりよう。これは、ドメーヌの創始者であるロベール・ジャイエ氏がアンリ・ジャイエ氏の 従兄弟にあたり、ロマネ・コンティで働いていた当時の醸造長だったアンドレ・ノブレ氏の弟子だったこと に由来しているとも言われています。そういった意味で、DRCの流れを汲んだドメーヌだということもでき るでしょう。 醸造においては高い新樽率がこのドメーヌの特徴。先のオート・コートの白でさえ、50%の比率で新樽を 使用し、残りは1年使用樽。11ヶ月の樽熟成を行い、さらに6ヶ月間ステンレスタンクで寝かせる。通常 モンラッシェでもない限り、これほどの新樽を白ワインにあてがうことは稀だが、ジャイエ・ジルの白ワインは 新樽を受け止めるだけのポテンシャルを秘めている。 実際に試してみれば、新樽由来のフレーバーが鼻につくようなことはさらさらなく、芳醇な果実味と渾然 一体となり、バランスよくまとまっていることに感銘を受けるワインを造り上げております。赤ワインにおいて もこの傾向は変わらず、100%タンク熟成のパス・トゥ・グランを除いて、ほかのアペラシオンは100%新樽 による18ヶ月間の熟成を経ております。 -------------------------------------- 入手困難なエシェゾーに対して、ジャイエ・ジルのスタイルをより身近に楽しめるのが オート・コート・ド・ニュイとオート・コート・ド・ボーヌのワイン。 オート・コート・ド・ニュイにおいていは、コート・ドールと同じテロワール(石灰岩を基盤とする土壌)を持ち、 異なるのは標高のみ。所有する区画の標高は350メートルから400メートル付近とコート・ドールより若干 高い程度です。樹齢40年から50年のピノ・ノワールから造られる赤ワインは、熟した果実に新樽の風味 が寄り添い、色濃く、凝縮感がありながらも滑らかな口当たり。ドメーヌの力量を十二分に体感させて くれる味わい。 さらに、見逃せないのが白ワイン。樽とステンレスタンクの半々で発酵させるオート・コートの各白ワインは 黄金の色調と新樽の風味が漂う、満足度の高い味わい。オート・コートのテロワールというよりは、まさに ジャイエ=ジルの個性が堪能できる1本です。畑にはシャルドネに加え、名門ドメーヌ、アンリ・グージュで ピノ・ノワールが突然変異してできた白ブドウ「ピノ・グージュ(ピノ・ブラン)」が半々で植えられています。 ヴィンテージによってアッサンブラージュの割合は異なるものの、ブルゴーニュにおいてシャルドネとアリゴテ 以外の品種が使われることは、大変珍しいことです。
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