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テヌータ・ディ・トリノーロ[2006](赤)
アドヴォケイト誌の中でパーカー氏が98年ヴィンテージの『トリノーロ』に92点
『パラッツィ』に93点付けてブレイクしたシンデレラワインです。 平均樹齢が10年未満という若樹から驚く程の凝縮感あふれるワインを造りだし 近年世界中から注目されているイタリア国内でも入手がかなり困難な生産者の一人。 テヌータ・ディ・トリノーロ 」の怪物ぶりは、2006年ヴィンテージも健在です!!! 2005年というパーフェクトヴィンテージを産み育てた土地は、大量の雨でほぼ新しく生ま れ変わることとなり、2006年は涼しい気候のまま8月を向かえた。しかし、その後秋から 冬に差し掛かるまでは、ずっと良い天候の日が続いたため、ブドウの収穫や味見を行う 時期は後ろにずれ込み、果実が完全に熟すのを待つことになった。 結果的には、35種類の違うタイミングで収穫したブドウを発酵させることができた。 涼しかった8月の気候から、キュヴェは薄味と思われていたが、予想に反して甘く凝縮し たたっぷりの果汁が、多くのタンクに注ぎこまれた。ワインが樽に移される頃には、濃く、 華やいだ香りがし、十分なタンニンも出ていた。これらは後にワインが成熟期に入った際 の立て役者として、今はワインの陰に隠れるように潜んでいるのだ。フランケッティ氏 色調は深紅がかった黒色。 香りは抜栓直後は閉じているが、しばらくするとナツメグ、黒糖、ペッパーのような、スパイ ス系の香りが前面に感じられる。その中にヴェルモットのような個性的な印象も。コーヒー など、若干ローストしたような香りと共に、重厚さの中に微かに熟した黒い果実のニュアン スが感じ取れます。 味わいは濃厚さとたっぷりの重量感に圧倒される。。。 黒い果実の凝縮感にノックアウトされそうになるも、全体的にはまだまだ堅く閉じている印象。 タンニンは比較的柔らかく、骨格も恐ろしくしっかりしているが、このワインが本領を発揮する には、やはりしばらくの熟成が必要である。抜栓後は、3日目にしてやっと表情に変化が見え てくる。クーポレ・ディ・トリノーロには表れていない、深紅のバラのような、上品で高貴な香り が顔を覗かせる。 品種:メルロー51.5%、カベルネ・フラン30.5%、カベルネ・ ソーヴィニヨン9%、プティ・ヴェルド9% 畑の面積:26ha 植樹密度:10,000本/ ha ブドウの樹齢:14〜17年 散布肥料:銅、プロポリ、亜硫酸塩 熟成:フレンチオークの新樽にて7〜8ヶ月熟成の後、セメン トタンクで12ヶ月。 生産量:700ケース
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