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サン・ロマン キュヴェ・ド・ラ・メサンジュブラン[2011](白) ドメーヌ・ポンソ
モレサンドニの村でもひときわ輝き続けるドメーヌ・・★
一度は絶対飲んでみたい! モレの偉大なドメーヌ・ポンソ!! デュジャックやユベール・リニエをはじめ、 素晴らしい生産者たちが軒を連ねる、モレの村の中でも、 ドメーヌ・ポンソはブルゴーニュ愛好家にとっては、 特別な存在感があるのではないでしょうか。。★ そんなポンソを語るキーワードは グラン・クリュ、ヴィエーユ・ヴィーニュ、 超低収量、最低限のSO2、新樽不使用 収穫量を極端に抑え、新樽をきらい、卵白で澱引きをするが 絶対にろ過機にかけず清潔なセラーでSO2の不使用などで 造られたワインは大変うま味を感じさせてくれます。 1977年以降は一度も殺虫剤も使用せず、1988年以降は SO2を使用せずに醸造。 ブドウのストレートなパワーと、エキスをワインに映し出すため、 上級キュヴェでは新樽は一切使用せず、 パストゥグランでなじませてから使用するという程の徹底ぶりです。 ポンソの作りは果実味のあざやかさ、やわらかさを強調する。 だから、当たり年にはみごとなほど濃密になる。 私は総じてポンソのワインには慎重だが、 それでも探し求めてしまう。 < (白水社 マット・クレイマー ブルゴーニュワインがわかる)より抜粋> 現在ドメーヌを率いるのは、四代目のローラン・ポンソ氏。 1980年代初頭より父ジャン=マリ―ポンソの名声を高めた人物だが、現在は引退。 ドメーヌの運営に携わるが、ブルギニヨンというかこれぞヴィニュロンといった風情の 父ジャン=マリに対し、雰囲気はアーティストのそれといったふうで全く対照的。 ドメーヌは1872年、設立者であるウィリアムがモレの村にクロ・ド・ラ・ロシュ、 モン・リュイザンなどの区画を購入したことに始まる。 弁護士でもあった2代目イポリットは1932年と早い時期にドメーヌ元詰めを開始、 その息子がローランの父、ジャン=マリ。 トータル12ヘクタールのドメーヌは半分以上の6ヘクタールをグラン・クリュが占める。 その2分の1強がフラッグシップのクロ・ド・ラ・ロシュで、このクリマにおける最大の 地主となっている。グラン・クリュの割合の高さに加え、植えられているぶどうの樹齢も クロ・ド・ラ・ロシュで50年を超え、クロ・サン=ドニでは90年という 超ヴィエーユ・ヴィーニュで、他のクリマも平均で30年から40年以上と安定している。 ドメーヌの大きな特徴ともなっている収穫量は、クロ・ド・ラ・ロシュなど グラン・クリュで定められている上限はヘクタール当たり35ヘクトリットルだが、 ポンソにおいては平均で3分の2から半分、 少ないときには3分の1以下ということもしばしば。 ぶどうは完熟の極みで収穫するため、アルコールはしばしば13パーセントを超える。 収穫されたぶどうは除梗、破砕。圧搾は年代ものの垂直式のプレス機。 建設中だったカーヴも完成し、果汁、ワインはポンプに頼ることなく、 グラヴィティ・フローにより負荷をかけずに移動できるようになった。 自然派などが売りにしているSO2不使用も、1980年代初期と四半世紀以上前から 取り組んでいる―発酵時には不活性ガスで代替し、瓶詰め時に極少量用いるのみで、 結果的に他のドメーヌで使用する量の3分の1から5分の1となっている。また多くの つくり手がグラン・クリュほど高い割合であてがう新樽もポンソでは一切用いない。 生み出されるワインは非常な凝縮感といっても色濃く、 濃厚なそれとは全く異なるがあるにもかかわらず滑らかな喉越しの、 少しもその重さを感じさせないピュアな仕上がり。 ローランの代になってからはワインはよりシルキーさを増し、 テロワール毎の特徴を如実に体現する艶やかでピノ・ノワールの 精髄といったものを十全に感じさせてくれるものとなりました!! 1999年ヴィンテージからは熱感知シールでキチンとした温度管理の もとにあれば、出荷時と同じ白色のマークだが高温に晒されると、 濃灰色に変化するシールも搭載し、ドメーヌの手を離れた後の ワインに対するケアにも真摯な姿勢を示しました。 本当に彼らの姿勢やワインに出会うと ポンソは間違いなくブルゴーニュ最上のドメーヌのひとつだと言えます! ポンソでしか味わえないこのワイン!絶対に体験してください!!! ---------------------------- Chardonnay 100%
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